2日目の午前中は、こちら ↓ も初めての専定のカキツバタ生花です。前副とか葉が表裏反対とか、またまた新鮮でした。が、伝承されている絵図を見ながら生けていると.......、何だかついこの間までの古典立花を思い出し、少し複雑な心境になりました。えっ、絵図を見ているのに生花 ♪( ´θ`)ノ そうこうしているうちに、先生のお手直しで、葉は細いのを使用し、前副の挿し口とか、中段流しの場合は、体は座のように小さく生けるという事などを教わり、ようやく平常心を取り戻しました。さらっと和の情緒に浸り幸福感が湧いて来ました。
← 2日目の午後からは、生花新風体を生けました。手直しいただき、何と水陸生けをイメージした新風体とか.........。私は、生花の研究室とかいっさい今まで行っていないので、よく分からないのですが、こちらも初めてのことなので、ポカンとして質問も忘れてしまい先生が宇宙人に思えてきました。以前、立花研究室に3年間通わせて頂いた時も、その様な感覚になった事を思い出します。日常のお花人生を忘れかけてしまいます。素晴らしいのひと言です。
花 材
アシ・ツルウメモドキ・セイロンライティア
そして、3日目の午前中で最後の作品を仕上げました → 2回目の生花新風体です。これは、普段の感じで生け、お花のランは元気が無くおまけして頂いたものなのですが、そこを少し表情を良く、オシャレに手直しして頂きました。
花 材
コシアブラ ・アンペライ・ラン
今期は、生花ばかり4作品生けました。生花は研究室とかゼミで学んだ事がありませんので、親先生も今は居ませんし、お手直しは、久しぶりの事です。生花ばかりに打ち込んでいた30代の頃に戻った様な懐かしさを覚え、新鮮な気持さえ湧いてきました。
3日間教室は、今年初めて通い始めましたが、自由花から古典立花まで幅広く楽しめ、全国各地から、それぞれ違ったお花のキャリアをお持ちになって池坊人が集まる場所です。そして先生は柔軟に対応してくださり、沢山の素敵な作品を拝見することが出来、とても良い経験をさせて頂いております。あと3期目がありますが、ひきつづき楽しくお稽古させて頂こうと思います。